選び方・基礎知識

RO水と天然水はどっち?違いを月額と縛りで比較

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最終確認日:2026-07-28(クリクラ/アクアクララ アクアファブ/コスモウォーター smartプラス/プレミアムウォーター スリムサーバーIV/フレシャス Slat の料金・電気代を各社公式サイトで同日に再確認)

※当サイトはいずれの機種も実機検証前です。本記事は各社公式サイトの公表情報に基づいています(実機検証前)。

ボトルが届く「宅配水型」のウォーターサーバーを調べていくと、必ずぶつかるのがRO水(アールオーすい)と天然水、どちらを選ぶかという分かれ道です。「RO水は安い」「天然水はおいしい」とよく言われますが、それだけで決めると月々の請求額と解約時の負担を見落とします。

この記事では、水の作り方やミネラルの違いを整理したうえで、当サイトの軸である**「全費用込みの月額トータルコスト(税込)」と「契約の縛り・解約金」**まで、公式サイトの公表値だけで横並びにしました。


まず結論:値段で選ぶならRO水、味と産地で選ぶなら天然水

先に判断の軸を出します。

  • 月額を抑えたい・水にクセがないほうがいい → RO水(今回調べた中では月額約4,483円〜)
  • 産地の味わいやミネラルを楽しみたい → 天然水(今回調べた中では月額約4,813円〜)
  • 途中でやめる可能性がある → RO水(縛りなし・解約金0円のプランを選べる銘柄がある)
  • 5年単位で使い続ける前提がある → 天然水も選択肢(ただし解約金は最大50,000円級)

そして、この記事でいちばん伝えたいのは次の点です。

「RO水なら安く済む」とは言い切れません。 水代(1Lあたり)はたしかにRO水のほうが安いのですが、加入必須のサポート料が上乗せされる銘柄があり、月額トータルでは天然水とほとんど変わらなくなるケースがあります。

順に見ていきます。


RO水と天然水は何が違うのか

RO水=水道水などをRO膜でろ過した、純度の高い水

RO水とは、RO膜(逆浸透膜)という非常に目の細かいフィルターを通した水のことです。クリクラ公式の解説によると、RO膜は水分子以外のほとんどの物質を通さず、ウイルス・細菌・重金属・農薬・トリハロメタンなどが分子レベルで除去されるとされています。

同時に、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分もほぼ除去されます。その結果、純度の高い、クセのないすっきりした味わいの水になります(銘柄によっては、ろ過後にミネラルを加えて味を調える「ミネラル調整」を行っている場合もあります)。

原水は水道水や地下水など入手しやすい水を使えるため、採水地から運ぶコストがかかりにくいのが価格面の特徴です。

天然水=特定の採水地から汲み上げた地下水

天然水は、特定の採水地の地下水を原水とし、最小限の処理(沈殿・ろ過・加熱殺菌など)だけを加えた水です。地層を通る過程で溶け込んだミネラルがそのまま残るため、産地ごとに味わいが違います。

なお「天然水」という言葉自体は法律用語ではありません。農林水産省の「ミネラルウォーター類(容器入り飲用水)の品質表示ガイドライン」では、処理方法の違いによってナチュラルウォーター/ナチュラルミネラルウォーター/ミネラルウォーター/ボトルドウォーターの4つに分類されています。宅配水で「天然水」と呼ばれているものの多くは、このうちナチュラルミネラルウォーターにあたります。ラベルの「品名」を見ると、その水がどの分類かを確認できます。

宅配水サーバー | RO水 vs 天然水

安さと純度のRO水、ミネラルと個性の天然水

どちらが優れているかではなく、何を優先するかで決まります

月額トータルミネラル味の個性
RO水 例:クリクラ/アクアクララ 約4,483円〜と抑えやすい ろ過の過程でほぼ除去される クセがなくすっきり(個性は控えめ)
天然水 例:コスモウォーター/プレミアムウォーター/フレシャス 約4,813円〜と高め 採水地由来のミネラルを含む 産地ごとの味わいの違いがある
  • ※金額は月24L換算・税込・当サイト調べの月額トータル(2026-07-28 各社公式で確認)。
  • ※ミネラルの有無は水の性質の違いであり、健康上の優劣を示すものではありません。
  • ※RO水でもミネラルを加えて味を調えている銘柄があります。

みずくらべ


【料金比較】月額トータルを公式公表値で横並び

「月24L(12Lボトル2本ぶん)使う家庭」を想定し、水代+レンタル料+電気代(公式公表値)+加入必須のサポート料を合計した月額トータルで並べました。すべて税込です。

機種(プラン)水の種類水代(24L換算)レンタル料電気代(公表値)月額トータル
クリクラ 省エネサーバー(ベーシック)RO水3,500円0円約523〜535円約4,483〜4,495円
アクアクララ アクアファブ(2年割)RO水3,240円0円公表値なし約4,670円(電気代除く)
コスモウォーター smartプラス天然水4,104円0円709円約4,813円
プレミアムウォーター スリムサーバーIV(もっとPREMIUM)天然水4,190円0円約630円約4,820円
フレシャス Slat(レンタルプラン)天然水4,199円990円約390円約5,579円

出典:クリクラ公式 https://www.crecla.jp/price/ / アクアクララ公式 https://www.aquaclara.co.jp/product/server/fab/ / コスモウォーター公式 https://www.cosmowater.com/waterserver/smartplus/ / プレミアムウォーター公式 https://premium-water.net/waterserver/slim_server4/ / フレシャス公式 https://www.frecious.jp/slat/ (いずれも2026-07-28確認)

表の読み方の補足です。

  • クリクラの月額には、加入必須のあんしんサポートパック460円/月を含めています。また、3か月でボトル6本未満だとレンタル料1,100円/月が発生します。
  • アクアクララの月額には、加入必須の**あんしんサポート料1,430円/月(2年割プラン)**を含めています。電気代の月額公表値は公式サイトに見当たらなかったため、未確認として合計から除いています。実際にはここに電気代が上乗せされます。
  • フレシャス Slatのレンタル料は「前月に3箱以上注文すれば無料」です。1箱は9.3L×2本=18.6Lなので、月24L程度だと3箱に届かず990円が発生する計算になります。たくさん飲む家庭ならレンタル料は0円にできます。
  • フレシャスの電気代(約390円/月〜)は、全ての節電機能を使用した場合の公式公表値です。

水代だけを見るとRO水が明確に安い

1Lあたりに直すと差がはっきりします。

  • RO水:アクアクララ約135円/L、クリクラ約146円/L
  • 天然水:コスモウォーター約171円/L、プレミアムウォーター約175円/L、フレシャス約175円/L

1Lあたり約25〜40円、月24Lなら約600〜960円の差です。ここだけ見れば「RO水は安い」は正しい説明です。

ところが月額トータルでは差が縮む

問題は、RO水の銘柄には加入必須のサポート料があることです。アクアクララの2年割プランはあんしんサポート料1,430円/月が必須で、これを足すと月額は約4,670円。天然水のコスモウォーター(約4,813円)との差は約143円しかありません。しかもアクアクララ側には電気代がまだ乗ります。

一方でクリクラはサポートパックが460円/月と軽く、月額トータル約4,483円で今回の5機種では最安でした。

つまり「RO水だから安い」ではなく、「サポート料を含めた月額トータルで比べる」のが正解です。 水代の安さだけで選ぶと、実際の請求額で逆転することがあります。

各機種の詳しい内訳は、クリクラサーバーの料金と評判アクアクララ アクアファブの料金と評判にもまとめています。


契約の縛りで見ると、差はもっとはっきりする

月額以上に効いてくるのが契約条件です。今回の5機種を並べると、RO水側に「縛りなし」の選択肢があるという構造が見えてきます。

機種(プラン)水の種類最低利用期間解約金(税込)
クリクラ(ベーシックプラン)RO水なし0円
アクアクララ アクアファブ(2年割)RO水2年(2年ごと自動更新)12,980円
コスモウォーター smartプラス天然水2年16,500円
プレミアムウォーター スリムIV(もっとPREMIUM)天然水5年最大50,000円(利用年数で段階的に減額)
フレシャス Slat(レンタルプラン)天然水3年40,000円(不課税)

※クリクラは超お得プラン5年・お得スタートプラン3年など、プランによっては縛りがあります。縛りなしなのはベーシックプランです(2026-07-28 公式で確認)。 ※アクアクララの途中解除料12,980円は公式の申込規約・よくある質問での記載です。 ※フレシャス Slatの契約期間・解約金は、当サイトが2026-07-12に公式料金ページで確認した内容です。2026-07-28の再確認では同ページ上で該当記載を見つけられなかったため、契約前に公式規約で必ずご確認ください

宅配水サーバー | 契約の縛りで見た違い

やめやすさで見るとRO水に分がある

解約金は「使う年数が読めるか」で重みが変わります

最低利用期間解約金途中でやめやすさ
RO水:クリクラ(ベーシック) 縛りなしプラン なし 0円 いつやめても解約金なし
RO水:アクアクララ(2年割) 2年ごと自動更新 2年 12,980円 更新のたびに2年の区切りがある
天然水:コスモ/プレミアム/フレシャス 2〜5年の縛り × 2年〜5年 × 16,500〜50,000円 × 期間内の解約は負担が大きい
  • ※条件は2026-07-28に各社公式で確認したものです。プランにより異なります。
  • ※クリクラも超お得プラン(5年)など縛りのあるプランがあります。
  • ※プレミアムウォーターの解約金は利用年数に応じて段階的に下がります(5年以上で0円)。

みずくらべ

天然水の側は、水代が高いぶんキャンペーンや割引プランが手厚いという事情があります。ただしその割引は長期契約とセットになっていることが多く、安く見えるプランほど縛りが長いという関係になりがちです。

縛りそのものを避けたい方は、解約金なし・縛りなしウォーターサーバーおすすめもあわせてご覧ください。


赤ちゃんのミルク・料理ではどう考えるか

「RO水は赤ちゃんのミルクに向く」という説明はよく見かけます。これは、RO水がミネラルをほとんど含まない純度の高い水であることが理由として挙げられているものです。ただし当サイトでは、どちらが健康に良い・悪いといった医療的な断定はしません

調乳で確実に押さえるべきなのは水の種類より温度です。厚生労働省が公表しているWHO・FAO共同ガイドラインでは、調製粉乳の調乳に70℃以上のお湯を使うことが推奨されています。ウォーターサーバーを調乳に使うなら、温水温度が70℃以上あるかを機種ごとに公式サイトで確認してください。

調乳の詳しい注意点は赤ちゃんのミルクにウォーターサーバーは使える?にまとめています。判断に迷う場合は、かかりつけの医師や自治体の窓口にご相談ください。

料理については、クセのないRO水は出汁や炊飯など素材の味を活かしたい料理と相性が良いとされ、天然水は水そのものを味わう飲用に向くとされています。どちらも好みの範囲なので、無料お試しサンプル制度がある銘柄で実際に飲み比べるのが確実です。


災害・備蓄の観点

RO水は水道水などを原水にできるため、採水地が被災しても供給が止まりにくいという説明が各社公式でされています。天然水は特定の採水地に依存するぶん、そこが被災すると配送が滞る可能性があります。

ただしこれは「天然水は備蓄に向かない」という意味ではありません。どちらのタイプでも、ボトルのストックがあること自体が備えになります。停電時にサーバーが使えるかどうか(電源なしで水が出せる構造か)のほうが実用上は重要です。

詳しくは災害・停電に強いウォーターサーバーの選び方で整理しています。


RO水が向く人

  • 月額をできるだけ抑えたい
  • 水にクセがないほうが飲みやすい・料理に使いやすい
  • 途中でやめる可能性があり、縛りなしで始めたい
  • 採水地の被災リスクを避けたい

特に**「まず宅配水を試してみたい」段階の人には、縛りなしプランのあるRO水が合理的**です。合わなければ解約金なしでやめられます。

縛りなしで宅配水を試したい方は、こちらから公式の最新情報(プラン・お試しサンプル制度)を確認できます。

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2年以上使う前提で、サポート体制も含めてRO水を選びたい方はこちらです。

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天然水が向く人

  • 水そのものの味わいや産地にこだわりたい
  • ミネラルを含む水を日常的に飲みたい
  • 数年単位で使い続ける見通しが立っている
  • ボトル交換の手間を減らせる下置き型など、機能面の選択肢も重視したい

天然水は月額が数百円高くなるぶん、味の満足度や機種の選択肢で選ばれているタイプです。長く使う前提があるなら、割引プランで差を縮められます。

天然水で月額を抑えたい・ボトル交換を楽にしたい方は、こちらから公式の最新情報を確認できます。

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よくある質問(FAQ)

Q. 結局、RO水と天然水はどっちが安いですか? A. 水代(1Lあたり)はRO水のほうが約25〜40円安いです。ただし加入必須のサポート料を含めた月額トータルで見ると、**クリクラ約4,483円(RO水)に対しアクアクララ約4,670円(RO水・電気代除く)、コスモウォーター約4,813円(天然水)**と差が縮みます。「RO水だから安い」ではなく、銘柄ごとの月額トータルで比べてください(2026-07-28 各社公式で確認)。

Q. RO水はミネラルがないと聞きました。体に影響はありますか? A. RO水はろ過の過程でカルシウムやマグネシウムなどがほぼ除去されます。ただし当サイトでは健康上の優劣を断定しません。気になる場合はかかりつけの医師や管理栄養士にご相談ください。なお、RO水でもミネラルを加えて味を調えている銘柄があります。

Q. 赤ちゃんのミルクにはどちらが向きますか? A. 水の種類より温水温度が70℃以上あるかを先に確認してください(厚生労働省が公表するWHO・FAO共同ガイドラインの推奨)。水の種類の適否については各メーカー公式の案内と、必要に応じて医師にご確認ください。

Q. 浄水型(水道水を注ぐタイプ)とはどう違いますか? A. RO水も天然水もボトルが届く宅配水型で、水代がかかります。浄水型は水道水を自分で注いでろ過するタイプで、水代0円(+水道代)のかわりに月額はレンタル料が中心です。違いは宅配水型と浄水型ウォーターサーバーの違いで詳しく比較しています。

Q. 味は実際どれくらい違いますか? A. 公式の説明では、RO水は「無味無臭でクセがなくすっきり」、天然水は「まろやかさや甘みがある」とされています。当サイトは実機検証前のため、味については公表情報の紹介にとどめます。無料お試しサンプル制度のある銘柄で、ご自身で確かめるのが確実です。

Q. 途中で水の種類を変えたくなったらどうすればいいですか? A. 同じ会社の中でプランを変更できる場合もありますが、RO水から天然水(あるいはその逆)に変えるには別の会社に乗り換えるケースが多く、その際に解約金が発生します。だからこそ最初に縛りの長さを確認しておくことが大切です。


まとめ:水代ではなく「月額トータル+縛り」で決める

  • RO水はRO膜で不純物とミネラルをほぼ除去した純度の高い水。水代は1Lあたり約135〜146円と安い
  • 天然水は採水地の地下水でミネラルを含み、産地ごとの味わいがある。水代は1Lあたり約171〜175円
  • ただしサポート料を含めた月額トータルでは差が縮む。アクアクララ約4,670円(電気代除く)とコスモウォーター約4,813円の差は約143円
  • 今回の5機種で最安はクリクラ 約4,483〜4,495円(RO水・縛りなし)
  • 契約の縛りはRO水に「縛りなし」の選択肢があり、天然水は2〜5年・解約金16,500〜50,000円
  • 迷ったら、まず縛りなしで試す→気に入ったら条件の良いプランへが失敗しにくい進め方

「RO水と天然水、どっちがいいか」は水の優劣の話に見えて、実際にはいくら払い続けるか、いつでもやめられるかという契約の話です。味の好みは試せば分かりますが、契約条件は後から変えられません。先に縛りを確認してから、味を試すという順番をおすすめします。

※料金・キャンペーン条件は執筆時点のものです(取得日:2026-07-28)。最新は各公式でご確認ください。

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