選び方・基礎知識

ウォーターサーバーは倒して運んでいい?横置き・傾けNGの注意点

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最終確認日:2026-08-16(本体を倒して運ぶ可否・傾け角度・水抜きの目安、および掲載機種の料金・契約条件について、同日に各社公式サイト・公式コラムで確認)

※当サイトはいずれの機種も実機検証前です。本記事は各社公式サイトの公表情報に基づいています(実機検証前)。

「模様替えでウォーターサーバーを隣の部屋に動かしたい」「車で運ぶのに、後部座席に寝かせて(横にして)積んでいいの?」——引っ越しや部屋の模様替えのとき、本体を倒して運んでいいのかは多くの人がつまずくポイントです。

結論から言うと、ウォーターサーバーは基本的に立てたまま運ぶのが原則で、横に倒して(横置きにして)運ぶと故障の原因になり得ます。とくにコンプレッサー式の機種は要注意です。この記事では、なぜ倒してはいけないのか、どのくらいまでなら傾けていいのか、運ぶ前の水抜きは必要か、そして宅配水型と給水型で違う「移動のしやすさ」まで、各社公式の案内に基づいて整理します。数値や手順の出どころは各社公式で、出典のわからない比較サイトの情報は使いません。

大前提として、機種ごとに扱いが異なります。運ぶ前に必ずお使いの機種の取扱説明書とメーカー公式の案内を確認してください。


まず結論:立てて運ぶのが原則、倒すのは避ける

先に要点をまとめます。多くのメーカーが移動・運搬について次のように案内しています(クリクラ・ウォーターワン・プレミアムウォーター各公式・2026-08-16確認)。

  • 本体は立てたまま運ぶのが原則。横倒し(横置き)は避ける
  • 運ぶ前に電源プラグを抜き、タンク内の水を抜く(水抜き)
  • 動かす前に、少なくとも数十分〜数時間は電源を切っておく(冷却装置内の状態を落ち着かせるため)
  • どうしても傾ける場面では大きく傾けない。長時間の横倒しはとくに避ける

なぜ「倒して運ぶ」のがよくないかというと、多くのウォーターサーバーの冷却に使われているコンプレッサー(冷蔵庫と同じ仕組み)が、横倒しや強い傾きに弱いからです。内部の冷却オイルや冷媒が移動して、運転を再開したときに冷えなくなったり故障したりするリスクがあります。運んだ直後にすぐ電源を入れず、しばらく立てて置いてから通電する、という案内をしているメーカーが多いのはこのためです。

「とりあえず車に寝かせて積めばいい」ではなく、立てて固定して運ぶ——これが失敗しないコツです。順に見ていきます。


なぜ倒して運んではいけないのか

コンプレッサー式は横倒しに弱い

ウォーターサーバーの冷水は、多くがコンプレッサー式(冷蔵庫やエアコンと同じ圧縮機で冷やす方式)で作られています。コンプレッサーの内部には冷却用のオイルや冷媒が入っており、横倒しにするとこれらが本来ない場所へ移動します。その状態ですぐ通電すると、圧縮機に負担がかかって冷えなくなったり、最悪の場合は故障につながります。

そのため各社は「立てたまま運ぶ」「運搬後はしばらく立てて置いてから電源を入れる」と案内しています。ペルチェ式(電子式)など一部の冷却方式は横倒しの影響が小さいとされますが、自分の機種がどの方式かは分かりにくいため、方式を問わず「立てて運ぶ」を基本にするのが安全です。

水が残っていると水漏れ・重さの問題も

水抜きをせずに運ぶと、運搬中の揺れでタンクの水がこぼれて水漏れします。電気製品の内部に水が回ると故障や漏電の危険もあります。また満水のまま持ち上げると重く、落下やケガのリスクも上がります。運ぶ前に水を抜いておくのは、故障予防と安全の両面で重要です。


運ぶ前にやること(水抜き・電源)

自分で短距離を運ぶ場合の基本手順です(各社公式の移動・水抜き案内に基づく一般的な流れ・2026-08-16確認)。

  1. 電源プラグを抜く。可能なら動かす数十分〜数時間前に切り、内部を落ち着かせる
  2. ボトル(宅配水型)や給水タンク(給水型)の水を空にする
  3. 冷水・温水それぞれの排水口から残った水を抜く(水抜き)。温水は高温なので、十分冷めてから作業する
  4. コードをまとめ、立てた状態で運ぶ。車内では倒れないよう固定する
  5. 設置後はすぐ通電せず、しばらく立てて置いてから電源を入れる

温水の水抜きはやけどに注意が必要です。電源を切ってから数時間おいて、お湯が十分に冷めてからおこなってください。水抜きの具体的な手順・排水口の位置は機種で違うので、取扱説明書かメーカー公式の案内を必ず確認しましょう。長期の不在で留守にする場合の水抜きの考え方は、長期不在時の電源と水抜きでも整理しています。

ウォーターサーバー | 運ぶときの姿勢

立てて運ぶ?倒して運ぶ?

コンプレッサー式は横倒しに弱いため、立てて運ぶのが基本です

冷却装置への影響水漏れ運びやすさ
立てて運ぶ 推奨 負担が少ない 水抜きすれば安心 背が高く2人推奨
倒して(横置きで)運ぶ 避ける × 故障リスクが上がる × 残水がこぼれやすい 車に積みやすい
  • ※冷却方式・許容角度は機種で異なります。必ずお使いの機種の取扱説明書とメーカー公式の案内を確認してください。

みずくらべ


どのくらいまでなら傾けていい?

「玄関の段差を越える」「エレベーターに入れる」など、運搬中に少し傾けざるを得ない場面はあります。多くのメーカーは大きく傾けないこと・長時間横倒しにしないことを求めていますが、「何度までOK」という許容角度は機種によって案内が異なり、公表していないメーカーもあります

そのため本記事では具体的な角度は断定しません。実務上は、**「一時的に少し傾ける程度にとどめ、横倒しの状態を続けない」「傾けたあとは立てて置いてから通電する」**という運用が安全です。角度の指定がある機種は、その指定に従ってください。数値の出どころが不明な「◯度まで大丈夫」という情報を鵜呑みにしないことをおすすめします。


宅配水型と給水型で「移動のしやすさ」が変わる

自分で運ぶ手間という点では、宅配水型か浄水型(給水型)かで事情が変わります

宅配水型:メーカーの移設対応を使える場合がある

天然水やRO水を宅配してもらう宅配水型は、引っ越しなどの大きな移動でメーカー側の移設・再設置の案内やサポートを用意していることがあります。遠方への引っ越しなら、自分で無理に運ぶより配送・移設の仕組みに乗せたほうが安全な場合もあります。

配送や移設の融通という点では、注文の縛りがゆるく調整しやすい宅配水が引っ越しや模様替えの多い人には向きます。たとえば1本から頼めて縛りの少ないクリクラのようなタイプは、生活の変化に合わせて調整しやすい代表例です(RO水・最低利用期間なし・解約金0円のプランの例/月額の目安は約4,483〜4,495円〈税込・24L換算・あんしんサポートパック込み〉・出典 https://www.crecla.jp/price/ ・取得日2026-07-12)。

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給水型:軽くて自分で運びやすい

水道水を注いで使う浄水型(給水型)は、重いボトルがなく本体だけを運べばよいため、部屋間の移動や近距離の引っ越しでは扱いやすいタイプです。工事も不要なので、賃貸の模様替えや部屋替えでも動かしやすいのが利点です。ただし本体の冷却装置を守る「立てて運ぶ・水抜きする」の基本は給水型でも同じです。

工事不要で水配送もない給水型の代表として、エブリィフレシャスがあります(月額の目安は約3,701円+水道代〈税込・レンタル料にカートリッジ代・送料込み〉・出典 https://every.frecious.jp/spec/ ・取得日2026-07-12)。

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ちなみに水道直結型は工事で水道とつながっているため、移動には分岐水栓の付け替え作業がともないます。手軽に動かしたいなら、宅配水型か給水型のほうが扱いやすいでしょう。宅配水型と浄水型のどちらが自分に向くかは、宅配水型と浄水型ウォーターサーバーの違いで分岐から解説しています。

ウォーターサーバー | タイプ別の移動しやすさ

タイプ別・自分で運ぶときの手軽さ

重さ・工事の有無・メーカー移設対応の観点で比べます

本体の重さ工事の要否メーカー移設対応
給水型(水道水を注ぐ) ボトルなし ボトルがなく軽め 工事不要 基本は自分で運ぶ
宅配水型 配送あり ボトルは外して運ぶ 工事不要 移設案内がある場合も
水道直結型 工事あり 本体のみ × 分岐水栓の付け替えが必要 設置業者の対応が要る場合も
  • ※対応内容・費用はメーカー・プランで異なります。移動前に契約メーカーへ確認してください。

みずくらべ


設置後・運んだあとにやること

運び終えて設置したら、いきなり通電せずしばらく立てて置いてから電源を入れるのが安全です。とくに横に傾けた場面があった場合は、冷却装置内が落ち着くまで時間をおきます。通電後は、**最初の水を数杯ぶん流して捨てる(フラッシング)**と、内部に残っていた水が入れ替わって安心です。水抜き後や長く運んだあとは忘れないようにしましょう。


こんな人におすすめ・向き不向き

  • 部屋の模様替えで少し動かしたいだけ:電源を切って水を抜き、立てたまま移動すればOK
  • 近距離の引っ越しで自分で運ぶ:軽くてボトルのない給水型が扱いやすい
  • 遠方への引っ越し・車で運ぶ:無理に自分で運ぶより、メーカーの移設・配送対応を確認するのが安全
  • とにかく手間を減らしたい:工事のいらない宅配水型か給水型が動かしやすい(水道直結型は分岐水栓の作業がある)

よくある質問(FAQ)

Q. ウォーターサーバーを横にして車で運んでもいいですか? A. 基本は避けてください。多くの機種はコンプレッサー式で、横倒しにすると冷却装置に負担がかかり故障の原因になり得ます。立てて固定して運ぶのが原則です。どうしても一時的に傾ける場合も横倒しの状態を続けず、設置後はしばらく立てて置いてから電源を入れてください(各社公式・2026-08-16確認)。

Q. 運ぶ前に水抜きは必要ですか? A. 必要です。水が残ったままだと運搬中にこぼれて水漏れや故障の原因になります。電源を切り、ボトル・タンクを空にし、冷水・温水の排水口から水を抜いてから運びます。温水はやけど防止のため、十分冷めてから作業してください。

Q. 運んだあとすぐ使えますか? A. すぐに通電せず、しばらく立てて置いてから電源を入れるのが安全です。とくに傾けた場面があった場合は、冷却装置内が落ち着くのを待ちます。通電後は最初の水を数杯ぶん流してから使うと安心です。

Q. 遠くへ引っ越すときも自分で運ぶべき? A. 距離が長い場合は、無理に自分で運ぶより契約メーカーの移設・配送対応を確認するのがおすすめです。手続きの流れや費用の考え方はウォーターサーバーの引っ越し手続きで整理しています。


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※料金・キャンペーン条件は執筆時点のものです(取得日:2026-07-12、運搬・水抜きの案内は2026-08-16確認)。最新は各公式でご確認ください。

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