選び方・基礎知識

コーヒー機能付きウォーターサーバー比較|差額と1杯の値段

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最終確認日:2026-08-25(エブリィフレシャス tall+cafe、フレシャス Slat+cafe、アクアクララ アクアウィズの料金・仕様を各社公式サイトで同日に確認しました。金額はすべて税込)

※当サイトはいずれの機種も実機検証前です。本記事は各社公式サイトの公表情報と、当サイトの試算に基づいています。味の評価は書きません。

「せっかくウォーターサーバーを置くなら、コーヒーも淹れられたほうがいいのでは」——そう考えて調べ始めると、たいていのページはおすすめ3機種を並べて終わりです。肝心の「で、いくら高くつくのか」がぼんやりしたまま申し込むと、あとから毎月の請求で驚くことになります。

この記事は、そこだけを詰めます。コーヒー機能なしの同シリーズと比べて月額がいくら増えるのかコーヒー豆やカプセルの代金はどう払う契約になるのか、そしてその2つを足すと1杯あたりいくらになるのか。この3点を、各社公式の公表値だけで並べました。


結論:差が出るのは本体ではなく「コーヒー代の契約のしかた」

先に要点です。

  • コーヒー機能を足したことによる本体(レンタル料・サポート料)の差額は月330〜770円。思ったより小さい
  • 金額を左右するのは本体差額より、コーヒー代をどう払う契約になるか。ここが3社でまったく違う
  • エブリィフレシャスとフレシャスはUCCドリップポッドを買った分だけ払う方式で、市販のコーヒー粉も使える。飲まない月は本体差額だけで済む
  • アクアクララのアクアウィズは、公式に**「コーヒーはネスレ定期お届け便へのお申込みが別途必要です。」**と明記されている。サーバー契約とは別の契約が1本増える
  • 契約の縛りは、エブリィフレシャス/フレシャスが3年未満の解約で40,000円、アクアクララ(2年割)が2年未満で12,980円。コーヒー機能は「気に入らなければやめる」がしにくい買い物であることは押さえておきたい

「どれが人気か」ではなく「毎月いくら増えて、やめたくなったときいくらかかるか」。この順番で見ていきます。


3機種の月額差を並べる

比較したのは、いずれも同じメーカーにコーヒー機能なしの兄弟機がある3機種です。だから「機能を足したぶんの値段」を素直に引き算できます。

機種兄弟機(コーヒー機能なし)差額の内訳月額の差
エブリィフレシャス tall+cafetall月額レンタル料 3,300円 → 3,850円+550円
フレシャス Slat+cafeSlatサーバーレンタル料 990円 → 1,320円+330円
アクアクララ アクアウィズアクアファブあんしんサポート料 1,430円 → 2,200円+770円

(いずれも税込・2026-08-25に各社公式で確認。アクアクララは2年割プランの金額)

ここでフレシャスだけ条件が付く点に注意してください。フレシャスのレンタル料は前月の受け取り箱数で決まり、前月3箱(27.9L)以上を受け取っていればSlatもSlat+cafeもレンタル料0円です。つまりよく飲む家庭では、カフェ機能を足しても差額が0円になります。逆に月2箱以下だと1,320円がかかり、Slatとの差は330円になります。

月額トータル(当サイトの統一ルール=水代24L換算+レンタル料+電気代の公表値)で見ると、次のようになります。

  • エブリィフレシャス tall+cafe:約4,251円+水道代(水代0円+レンタル3,850円+電気代401円)。兄弟機のtallは約3,701円+水道代
  • フレシャス Slat+cafe:未確認(水代4,199円+レンタル1,320円は確認できましたが、Slat+cafe単独の電気代の月額公表値が公式に見当たらないため、当サイトでは月額トータルの確定を保留しています。Slatは「月々約390円〜」と公表)
  • アクアクララ アクアウィズ:約5,440円(電気代を除く)(水代3,240円+あんしんサポート料2,200円)。アクアクララは電気代の月額公表値がないため、兄弟機のアクアファブ(約4,670円)と同じ算出方法にそろえています

コーヒー機能付きサーバー | 追加コストの見え方

コーヒー機能を足すと、毎月いくら増える?

同じメーカーの「コーヒー機能なしモデル」との差額で比べています

通常モデルとの月額差コーヒー代の払い方途中でやめるときの費用
エブリィフレシャス tall+cafe 浄水型 +550円(3,300→3,850円) ポッドを買った分だけ。市販の粉も使える 3年未満の解約で40,000円
フレシャス Slat+cafe 天然水 +330円。前月3箱以上ならどちらも0円 ポッドを買った分だけ。市販の粉も使える 3年未満の解約で40,000円
アクアクララ アクアウィズ RO水 × +770円(サポート料1,430→2,200円) × ネスレ定期お届け便の申込が別途必要 2年割は2年未満の解約で12,980円
  • ※金額はすべて税込。2026-08-25に各社公式サイトで確認した公表値です。
  • ※アクアウィズの「×」は費用が必ず高くなるという意味ではなく、コーヒー側が別契約になるため申し込み前に総額を出しにくい、という意味です。
  • ※フレシャスのレンタル料は前月の受け取り箱数で変わります(前月0〜2箱で1,320円/3箱以上で0円)。

みずくらべ


コーヒー1杯あたりいくらになるか(当サイト試算)

本体差額だけ見ても実感がわかないので、飲む杯数で割り戻してみます。ここではエブリィフレシャス tall+cafe(差額550円/月)を例にします。

カプセル代は、フレシャス公式のドリップポッド案内ページに通常価格 1杯77円(BLUE MOUNTAIN BLENDのみ1杯162円)と記載がありました(2026-08-25確認)。ただし税込か税抜かの明示は確認できませんでした。またエブリィフレシャスの公式FAQは購入先を「ネット通販や一部薬局等」と案内しており価格の記載がないため、購入先によって上下します。ここでは仮に1杯77円として計算します。

月に飲む杯数本体差額の1杯あたり+ポッド代1杯あたり合計
10杯(3日に1杯)55円77円約132円
20杯(週5杯)約28円77円約105円
30杯(1日1杯)約18円77円約95円
60杯(1日2杯)約9円77円約86円

(当サイト試算。本体差額550円÷杯数+1杯77円。電気代の増減は公表値に差がないため加味していません)

読み取れることは2つです。

1つめ。飲む頻度が低いほど割高になります。 3日に1杯なら1杯約132円、毎日2杯なら約86円。「たまに飲む」人ほど本体差額の重みが効くので、コーヒーをあまり飲まない家庭がコーヒー機能付きを選ぶ意味は薄くなります。

2つめ。逆に言えば、飲まない月の追加負担は本体差額の550円だけで止まります。 ポッドを買わなければコーヒー代は0円です。これはエブリィフレシャスとフレシャスに共通する仕組みで、アクアウィズとの決定的な違いでもあります。

なお、市販のコーヒー粉を使う手もあります。エブリィフレシャス tall+cafe は公式ページに「付属の粉専用フィルターを使えば、お気に入りのコーヒーの粉でも抽出ができて」と記載があり、Slat+cafe にも「市販の粉用のフィルターホルダーとフィルター」が用意されています。粉に切り替えれば1杯あたりのコーヒー代はさらに下げられます

アクアウィズについては、ネスレ定期お届け便で購入するエコ&システムパックの価格・杯数がネスカフェ公式の製品ページに記載されておらず(内容量55g・95g・120gの表記のみ)、当サイトでは1杯あたりの金額を確定できませんでした(未確認)。定期お届け便の条件を含めて、申し込み前にネスレ側の公式サイトで確認してください。


コーヒーの淹れ方と、使う水の違い

同じ「コーヒー機能付き」でも、中身の方式は別物です。

コーヒー機能付きサーバー | 方式の違い

どうやって淹れるのか、何の水で淹れるのか

各社公式サイトの記載のみで整理しています(実機検証前)

コーヒーの方式市販のコーヒー粉抽出に使う水
エブリィフレシャス tall+cafe 浄水型 UCCドリップポッドで1杯ずつドリップ 付属の粉専用フィルターで使える 水道水を浄水した水(水道代は別途)
フレシャス Slat+cafe 天然水 UCCドリップポッドで1杯ずつドリップ 市販の粉用フィルターホルダーあり フレシャスの天然水
アクアクララ アクアウィズ RO水 ネスカフェ バリスタ 50 を搭載しボタン操作 公式に記載を確認できず(未確認) 公式に記載を確認できず(未確認)
  • ※アクアウィズが搭載するのは「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ 50 Fifty」です(公式表記)。
  • ※「未確認」は公式サイトで記載を見つけられなかった項目です。当サイトが否定しているわけではありません。
  • ※味の良し悪しは実機検証前のため評価していません。

みずくらべ

浄水型のエブリィフレシャスは、コーヒーも水道水由来の水で淹れることになります。水代がかからない代わりに水道代がかかる、という浄水型の基本はコーヒーでも同じです。宅配水型のフレシャスは天然水でそのまま抽出できる、と公式に明記されています。宅配水型と浄水型の考え方の違いは宅配水型と浄水型ウォーターサーバーの違いにまとめています。


見落としやすい3つの注意点

1. 本体が大きく・重くなる

コーヒーマシンが載るぶん、本体は確実に大きくなります。公式スペックは次のとおりです(2026-08-25確認)。

  • エブリィフレシャス tall+cafe:幅290×奥行363×高さ1,125mm(フタを開けると1,375mm)
  • フレシャス Slat+cafe:幅290×奥行350×高さ1,110mm・25.5kg(Slatより重い)
  • アクアクララ アクアウィズ:幅320×奥行320×高さ1,344mm・24.3kg(レギュラーボトル装着時は最大41.1kg)

アクアウィズは高さが1.3mを超えます。上に吊り戸棚がある場所や、カウンター下には入りません。エブリィフレシャス tall+cafe はフタを開けたときの高さ1,375mmが必要なので、給水のたびにフタを開ける動線も含めて測ってください。設置スペースの測り方はウォーターサーバーの置き場所と設置スペースで詳しく書いています。

2. 電気代は「コーヒー機能付きの値」が公表されていない

3機種とも、コーヒー機能付きモデル単独の電気代の月額公表値は見当たりませんでした。エブリィフレシャスは tall と tall+cafe を同じ「約401円/月〜(SLEEP/ECO機能使用時)」として掲載しており、フレシャスは Slat の「月々約390円〜」のみ、アクアクララは消費電力(冷水105W・温水465W)の記載はあるものの月額の公表はありません。

つまりコーヒーを淹れるときの電気代が上乗せされるかどうかは、公表値からは判断できません。当サイトはここを「未確認」として扱い、Slat+cafe の月額トータルは確定させていません。電気代の考え方はウォーターサーバーの電気代の実際を参照してください。

3. 「コーヒーだけやめる」ができない

いちばん見落とされやすいのがこれです。コーヒー機能付きモデルは、コーヒーを使わなくなっても本体差額(月330〜770円)は払い続けます。通常モデルへの変更はサーバー交換にあたり、各社とも交換手数料や契約期間の起算にかかわります。とくにエブリィフレシャスはサーバー交換をすると3年の解約金の起算日がリセットされる旨が公式FAQに記載されています。

「使わなくなったら普通のサーバーに戻せばいい」と考えていると、思ったより身動きが取れません。コーヒーを飲む習慣が既にある人向けの機能であって、これから習慣にしたい人が試す用途には向きません。


こんな人に向く/向かない

向いている人

  • すでにほぼ毎日コーヒーを飲む習慣がある(1日1杯以上なら本体差額は1杯あたり20円以下に薄まります)
  • お湯を沸かす・ドリップする手間を減らしたい
  • 家族で飲む量が読めるので、3年程度は使い続ける見込みがある

やめておいたほうがいい人

  • コーヒーは週に数回程度。1杯あたりが割高になり、機能を持て余しやすい
  • 置き場所の高さに余裕がない(とくにアクアウィズは1,344mm)
  • 引っ越しの予定があり、3年の縛りを負いたくない。この場合は解約金なし・縛りなしウォーターサーバーから選び、コーヒーは別のマシンに任せるほうが身軽です
  • 豆や淹れ方にこだわりたい。専用ポッド前提の設計なので、こだわりを追うなら独立したコーヒーメーカーのほうが自由度は高くなります

そのうえで、**「毎日飲む・追加費用は毎月の定額に収めたい・コーヒー代は買った分だけにしたい」**という条件で選ぶなら、月額が明示されていて差額を計算しやすいのはエブリィフレシャス tall+cafe です。


よくある質問

Q. コーヒー機能付きにすると、水の料金も上がりますか。 A. 上がりません。3機種とも差が出るのは本体側の料金(レンタル料またはあんしんサポート料)だけで、水の単価は兄弟機と同じです。フレシャスは1本9.3Lで1,627円、アクアクララは12Lボトルが2年割で1,620円/本(いずれも税込・2026-08-25確認)。エブリィフレシャスは浄水型なので水代は0円で、代わりに水道代がかかります。

Q. カプセル(ポッド)は他社のものでも使えますか。 A. エブリィフレシャス tall+cafe とフレシャス Slat+cafe はUCCドリップポッドに対応、アクアウィズはネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ 50の方式です。他社カプセルとの互換性については各社公式に記載がなく、当サイトでは確認できていません。ただし前者2機種は市販のコーヒー粉が使えるフィルターが用意されています。

Q. お茶や紅茶も淹れられますか。 A. UCCドリップポッドには緑茶のポッド(SHIZUOKA GREEN TEA)がラインナップされていることを、フレシャス公式のポッド案内ページで確認しました(2026-08-25)。市販の茶葉やティーバッグが使えるかは機種ごとに条件が異なるため、各社公式FAQでご確認ください。

Q. コーヒー機能を使わない日でも電気代はかかりますか。 A. サーバー本体の保温・冷却の電気代は毎日かかります。コーヒー機能を使ったぶんが上乗せされるかは、前述のとおり各社が公表していないため未確認です。

Q. 途中で普通のサーバーに変えられますか。 A. 各社ともサーバー交換の手続きになり、交換手数料がかかります。エブリィフレシャスは交換手数料が1年未満14,300円・1〜2年未満8,800円・2年以上5,500円(税込)で、交換すると3年の解約金の起算日がリセットされます(公式FAQ)。気軽な変更はできないと考えたほうが安全です。


まとめ

  • コーヒー機能を足したことによる本体の月額差は330〜770円。フレシャスは前月3箱以上受け取っていれば差額0円になる
  • 差が大きいのは本体ではなくコーヒー代の払い方。エブリィフレシャス/フレシャスは買った分だけ、アクアウィズはネスレ定期お届け便の別契約が必要
  • 1杯あたりに割り戻すと、飲む回数が少ないほど割高。3日に1杯なら約132円、毎日1杯なら約95円(当サイト試算・ポッド1杯77円として計算)
  • コーヒー機能付きの電気代は3社とも公表がなく未確認。ここは公表値では判断できない
  • コーヒーだけやめることはできず、サーバー交換には手数料と契約期間の起算リセットが伴う

「コーヒーが好きで、もう毎日飲んでいる」人にとっては、手間が減って1杯あたりも下がりやすい機能です。逆に「これから習慣にしたい」段階で選ぶ機能ではありません。

自分の飲む回数を思い浮かべて、上の1杯あたりの表と見比べてから決めてください。

※料金・キャンペーン条件は執筆時点のものです(取得日:2026-08-25)。最新は各公式でご確認ください。

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