浄水型サーバー

浄水ポットと浄水型サーバーはどっち?月額と手間で比較

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水道水をおいしくする方法として、浄水ポットと浄水型ウォーターサーバーは同じ棚に並びます。どちらも水道水をろ過して飲む点は同じです。ただし月にかかるお金は3倍以上違います。

この記事でわかることは3つです。

  • 月にいくら違うのか(カートリッジ代とレンタル料の実額)
  • 1Lあたりの単価がどこで逆転するのか
  • ポットで足りる人と、サーバーでないと困る人の分かれ目

料金はすべて税込です。カートリッジ価格は楽天市場の実売価格(2026-09-18時点)、サーバーの月額は各社公式サイトの公表値(2026-09-18確認)を使っています。※機種の記述は公式サイトの情報に基づくものです(実機検証前)。

結論|1日1Lならポットで十分

1日に飲む量が1L前後で、冷水は冷蔵庫で間に合う人は浄水ポットで足ります。 月額はブリタで約999円、クリンスイで約677円です。浄水型サーバーは月3,701円かかるので、差は月2,700〜3,000円になります。

サーバーを選ぶ理由は、水のきれいさではなくお湯と冷水がすぐ出ることです。カップ麺・コーヒー・赤ちゃんのミルクのように、毎日お湯を使う家庭はやかんや電気ケトルを1台減らせます。この便利さに月3,000円を払えるかどうかが分かれ目です。

逆に、水を飲む量が少なくお湯も要らないなら、サーバーは払いすぎになります。

月にかかるお金の比較

3つの選択肢を同じ表に並べます。

ブリタ(ポット)クリンスイ(ポット)エブリィフレシャス tall
本体2,864円〜(楽天)別途購入0円(レンタル)
ろ過材の値段約999円/個約2,030円/個月額に込み
交換の目安4週間に1回3か月に1回月額に込み
総ろ過水量150L/個200L/個—
電気代0円0円約401円/月〜
月の合計約999円約677円3,701円
途中でやめる時0円0円3年未満で40,000円

浄水ポットもサーバーも水道水を使うため、上の金額に別途水道代がかかります。

金額の出どころは次のとおりです。ブリタのカートリッジは公式ショップの8個セット7,990円(2026-09-18時点の楽天価格)を8で割った999円、クリンスイは公式ショップのCPC5W 4個セット8,118円を4で割った2,030円を3か月で割っています。エブリィフレシャス tallはレンタル料3,300円と電気代の公表値401円の合計です。

1Lあたりの単価が逆転する条件

月額だけを見るとポットの勝ちです。ところが1Lあたりに直すと、たくさん飲む家庭ではサーバーが安くなります。

飲む量(月)ブリタクリンスイエブリィフレシャス tall
30L(1日1L)33.3円/L22.6円/L123.4円/L
60L(1日2L)16.7円/L11.3円/L61.7円/L
160L(1日5.3L)6.7円/L10.2円/L23.1円/L

浄水ポットは定額ではありません。ブリタのカートリッジは4週間に1回が交換の目安で、その前提は1日5.3Lの使用です。使う量が少ないと150Lを使い切る前に交換日が来ます。少ししか飲まない人ほど、1Lあたりは割高になります。

クリンスイのCPC5Wは総ろ過水量200L、交換目安は3か月(1日2L使用の場合)です。月160Lを使うと1か月半ほどで200Lに届くため、上の表では1個を200Lで割った単価にしています。

サーバーは逆です。レンタル料が定額なので、飲む量が増えるほど1Lあたりは下がります。それでも月160Lを飲んでようやく23.1円/Lで、ブリタの6.7円/Lには届きません。単価だけで選ぶならポットが有利という結論は、量が増えても変わりません。

ポットにはない3つの機能

浄水型サーバーが月3,000円ぶん多く取る理由は、水質ではなく設備です。

  1. お湯が出る:エブリィフレシャス tallは温水に対応します。やかんで沸かす時間と、その分のガス代・電気代が消えます。
  2. 冷水が常に出る:ポットは冷蔵庫に入れて冷やすため、飲み切ると次が冷えるまで待ちます。
  3. ろ過を待たない:ポットは注いだ水が落ちるのを待ちます。サーバーはタンクに溜まった浄水がそのまま出ます。

かわりに失うものもあります。電気代がかかり、床に置く場所が要り、解約金の対象になります。 エブリィフレシャス tallは設置または交換から3年未満の解約で40,000円(不課税)です。ポットなら、使わなくなっても捨てるだけで済みます。

水道水をおいしく飲む | 2つの方法

浄水ポットと浄水型サーバーの違い

お金で選ぶか、お湯と手間で選ぶかで答えが変わります

月にかかるお金お湯がすぐ出るかやめる時の負担
浄水ポット(ブリタ) 月約999円 ○ 約999円+水道代 × 温水機能なし ○ 解約金なし
浄水ポット(クリンスイ) 月約677円 ○ 約677円+水道代 × 温水機能なし ○ 解約金なし
浄水型サーバー(tall) 月3,701円 × 3,701円+水道代 ○ 温水・冷水に対応 △ 3年未満で40,000円
  • ※金額は2026-09-18時点。ポットのカートリッジ代は楽天市場の実売価格、サーバーは公式サイトの公表値です
  • ※どちらも水道水を使うため、別途水道代がかかります

みずくらべ

浄水ポットで足りる人と向かない人

ポットで足りる人

  • 飲む量が1日1〜2Lで、家族の人数が1〜2人
  • 冷蔵庫に1.25〜2Lのポットを置くすき間がある
  • お湯は電気ケトルで沸かしている
  • 契約に縛られたくない

ポットだと不便になる人

  • 家族4人以上で、1日4L以上使う(ポットを1日に何度も満たすことになる)
  • 毎日お湯を使う(コーヒー・カップ麺・調乳)
  • 冷蔵庫に空きがない
  • 4週間ごとの交換を忘れる自信がある

交換忘れは実害につながります。カートリッジは目安を超えると性能が落ちるため、期限を過ぎたまま使い続けると浄水の意味が薄れます。続ける自信がないなら、カートリッジ代が月額に含まれるサーバーのほうが管理は楽です。

除去できる物質の数の違い

浄水の中身は、メーカーが公表する除去項目の数で比べられます。

  • ブリタ マクストラプロ ピュアパフォーマンス:15+1項目。遊離残留塩素、溶解性鉛、総トリハロメタン、テトラクロロエチレン、PFOS及びPFOAなど
  • クリンスイ CPC5W:17+3項目

浄水型サーバーの除去項目はメーカーごとに幅があります。数字の読み方と機種ごとの違いは浄水型ウォーターサーバーは何を除去できる?除去項目を比較にまとめました。

数の多さだけで優劣は決まりません。両社が挙げる項目は遊離残留塩素やトリハロメタンなど大部分が重なります。差がつくのは項目数ではなく、交換の目安を守れるかどうかです。 目安を過ぎたカートリッジは、公表されている除去性能の対象外になります。

乗り換える前に確認する費用

浄水ポットからサーバーに替える時、月額以外の費用が2種類あります。

初回にかかるもの

ハミングウォーター flowsは初回出荷手数料2,200円がかかります(公式サイト・2026-09-18確認)。月額は3,300円で、電気代の公表値は約475円です。エブリィフレシャス tallの公式ページでは、初期費用にあたる記載を確認できませんでした。

やめる時にかかるもの

浄水型サーバーは解約金の幅が大きい分野です。エブリィフレシャス tallは3年未満で40,000円(不課税)です。契約期間が長い機種ほど解約金は高くなります。詳しい相場はウォーターサーバーの解約金の相場と縛りなし機種で機種別に並べています。

浄水ポットには解約金がありません。この差は、試してみて合わなかった時の損失額として効いてきます。迷っている段階なら、先にポットを1か月試してから決めるほうが損は小さいです。

よくある質問

Q. 浄水ポットの水道代はいくらですか

月30Lなら数円から数十円の範囲に収まります。水道料金は自治体ごとに単価が違うため、正確な金額は使っている水道局の料金表で確認してください。浄水型サーバーも水道水を使うので、この点は同じです。

Q. カートリッジは交換目安を過ぎても使えますか

使えますが、メーカーが保証する除去性能は目安までです。ブリタは4週間に1回、クリンスイのCPC5Wは3か月に1回を交換の目安として公表しています(いずれも2026-09-18確認)。においや味が戻ってきたと感じたら、目安の前でも交換してください。

Q. 浄水ポットの水でミルクは作れますか

浄水した水も、調乳の前に一度沸騰させる必要があります。加熱の手順は浄水器の有無で変わりません。調乳の温度と手順は赤ちゃんのミルクにウォーターサーバーは使える?で公的資料をもとに整理しています。

Q. ポットとサーバーを両方使う人はいますか

飲み水はサーバー、料理用はポットという分け方はできます。ただし費用は単純に足し算になります。月3,701円と999円で合計4,700円ほどになるため、どちらかに寄せたほうが家計は軽くなります。

Q. サーバーのカートリッジは自分で買いますか

エブリィフレシャス tallとハミングウォーター flowsは、どちらもカートリッジ代と送料が月額に含まれます(2026-09-18公式確認)。買い忘れが起きない点はポットにない利点です。

まとめ

お金だけで選ぶなら浄水ポットです。 ブリタで月約999円、クリンスイで月約677円に対し、エブリィフレシャス tallは月3,701円です。年間では3.2〜3.6万円の差になります。

お湯と冷水がすぐ出ることに月3,000円を払えるなら、浄水型サーバーです。 毎日お湯を使う家庭、家族が4人以上の家庭、カートリッジの管理を手放したい人が当てはまります。

判断に迷ったら、解約金のないポットから始める順番をおすすめします。1か月使えば、自分が水をどれだけ飲むか、お湯をどれだけ使うかが数字で分かります。その実績を持ってサーバーを検討したほうが、40,000円の解約金を払う確率は下がります。

※料金・キャンペーン条件は執筆時点のものです(取得日:2026-09-18)。最新は各公式でご確認ください。

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