料金・電気代

ウォーターサーバーと電気ケトルの電気代|1日何Lで並ぶか試算

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最終確認日:2026-10-16(アイリスオーヤマの電気ケトルFAQとエブリィフレシャスの料金ページを同日に確認。ほかのサーバーの電気代は当サイトの機種データに記録した各社公表値で、取得日は表に併記)

※当サイトはいずれのサーバーも実機検証前です。本記事は各社の公式サイトの公表情報に基づいています(実機検証前)。

電気ケトルをやめてウォーターサーバーにすると、電気代は上がるのか。結論から言うと、電気代だけなら電気ケトルのほうが安く、差は月およそ260〜950円です。ケトルで1日1L沸かすと月111〜129円、サーバーは公表値で月390〜1,060円かかります。

サーバーの電気代とケトルが並ぶのは、ケトルで毎日3〜9Lほど沸かす家庭です。ふつうの家庭ではそこまで沸かさないため、サーバーに替える理由は節約ではなく「お湯と冷水がすぐ出る便利さ」になります。


結論は電気代ならケトルが安い

電気ケトルとサーバーでは、電気を使う時間がちがいます。ケトルは沸かす数分だけ電気を使います。サーバーは温水と冷水を一日中その温度に保つため、使わない時間も電気を使い続けます。

使い方月の電気代の目安出どころ
電気ケトル 1日1L(満量1回)約111〜129円アイリスオーヤマ公式FAQの1回あたり約3.7〜4.3円×30日
電気ケトル 1日2L(満量2回)約222〜258円同上
ウォーターサーバー(省エネ機)約390〜462円フレシャス Slat・エブリィフレシャス tall・ウォータースタンド ピュアライフLの公表値
ウォーターサーバー(標準的な機種)約587〜709円Locca litta・プレミアムウォーター スリムサーバーIV・コスモウォーター smartプラスの公表値
ウォーターサーバー(高めの機種)約1,060円プレミアムウォーター amadanaスタンダードサーバーの公表値

1日1L沸かす家庭なら、省エネのサーバーでも月260〜350円ほど電気代が増えます。温水と冷水を使う量が少ない家庭ほど、この差は縮まりません。サーバーの電気代は使った量より「保温しているか」で決まる部分が大きいためです。


ケトルの電気代は1Lで約4円

電気ケトルの電気代は、アイリスオーヤマが公式FAQで公表しています。計算に使っている電気の単価は、新電力料金目安単価の1kWh=31円です。

ケトルの容量(1200Wタイプ・満量)湯沸かし時間1回あたりの電気代
0.6L約4〜5分約2.5〜3.1円
0.8L約5〜6分約3.1〜3.7円
1.0L約6〜7分約3.7〜4.3円

月の電気代は「1回の電気代×回数×30日」で出せます。1.0Lのケトルで考えると次のとおりです。

  • 1日1回(1L):約111〜129円
  • 1日2回(2L):約222〜258円
  • 1日3回(3L):約333〜387円

ケトルは沸かしたぶんしか電気を使わないため、使う量が少ない家庭ほど安く済みます。沸かす回数が週末だけ、という家庭なら月数十円です。


サーバーの電気代は月390〜1,060円

サーバーの電気代は、各社が公式サイトで「約○円/月」と公表しています。省エネモードの有無と機種で、2倍以上の差があります。

機種月の電気代(公表値)公表値の条件取得日
フレシャス Slat約390円〜全節電機能使用時・自社調べ2026-10-11
エブリィフレシャス tall約401円〜料金ページに条件の記載なし2026-10-16
ウォータースタンド ピュアライフL約462円節電モードLv2・冷水18L温水18L・27円/kWh2026-10-15
Locca litta約587円(エコモード時約469円)通常時2026-09-25
プレミアムウォーター スリムサーバーIV約630円(エコモード時約520円)ロングタイプ・業界団体の基準による測定2026-10-07
コスモウォーター smartプラス約709円エコモード1日2回・月24L・29.80円/kWh2026-10-08
プレミアムウォーター amadanaスタンダードサーバー約1,060円温水冷水各600cc/日・27円/kWh2026-09-10

表の電気代は、電気の単価が各社でちがう点に気をつけてください。ピュアライフLとamadanaは27円/kWh、コスモウォーターは29.80円/kWhで計算しています。ケトルの31円/kWhにそろえると、ピュアライフLは約530円、amadanaは約1,220円、コスモウォーターは約740円になります(当サイトの換算)。単価が書かれていない機種は換算できません。

サーバーごとの電気代の詳しい比較はウォーターサーバーの電気代の実際にまとめています。


電気代が並ぶのは1日何Lか

ケトルの電気代がサーバーの月額と同じになる量を、機種ごとに計算しました。式は「サーバーの月の電気代÷30日÷ケトル1Lあたりの電気代(3.7〜4.3円)」です。

機種月の電気代(公表値)ケトルで同じ金額になる量
フレシャス Slat約390円〜1日約3.0〜3.5L
エブリィフレシャス tall約401円〜1日約3.1〜3.6L
ウォータースタンド ピュアライフL約462円1日約3.6〜4.2L
Locca litta約587円1日約4.6〜5.3L
プレミアムウォーター スリムサーバーIV約630円1日約4.9〜5.7L
コスモウォーター smartプラス約709円1日約5.5〜6.4L
プレミアムウォーター amadanaスタンダードサーバー約1,060円1日約8.2〜9.5L

省エネの機種でも、ケトルで毎日3L以上沸かさないと電気代は並びません。1Lのケトルを毎日3回以上満量で沸かす計算です。

ただし、この比較は温水だけを見ています。サーバーの電気代には冷水を冷やす分も入っています。ケトル派が冷蔵庫で水を冷やす電気代は、公表された目安が見つからず未確認のため計算に入れていません。冷水を毎日たくさん使う家庭では、差はこの表より小さくなります。

電気ケトル | ウォーターサーバー

電気ケトルとサーバーの電気代と使い勝手

電気代はケトルが安く、すぐ使える便利さはサーバー

月の電気代電気代以外の費用お湯の温度冷水
電気ケトル 1日1L沸かす場合 ○ 約111〜129円 ○ ケトル本体のみ ○ 沸騰させられる × 冷蔵庫で冷やす
浄水型サーバー エブリィフレシャス tall △ 約401円〜 △ レンタル料月3,300円+水道代 △ 80〜85℃(再加熱で約90℃) ○ 5〜10℃がすぐ出る
宅配水型サーバー プレミアムウォーター スリムサーバーIV △ 約630円 × 水代 月24Lで約4,022円 △ 温度の公表値は未確認 ○ すぐ出る
  • ※サーバーの電気代は各社の公表値。電気の単価や測定条件は機種ごとに異なります
  • ※ケトルはアイリスオーヤマ公式FAQの1.0L・1200Wタイプの目安(31円/kWh)

みずくらべ


電気代より大きい差はレンタル料と水代

ケトルからサーバーに替えたときに増える費用は、電気代よりレンタル料と水代のほうがずっと大きくなります。月額トータル(水代24L換算+レンタル料+電気代・税込)で比べると次のとおりです。

機種月額トータル内訳
エブリィフレシャス tall約3,701円+水道代レンタル料3,300円+電気代約401円〜
ウォータースタンド ピュアライフL(縛りなし)約3,762円+水道代レンタル料3,300円+電気代約462円
プレミアムウォーター スリムサーバーIV約4,652円水代約4,022円+電気代約630円

ケトルで沸かしている家庭がサーバーに替えると、月約3,600〜4,500円の支出が増え、そのうち電気代の増加分は数百円です。浄水型サーバーの水道代は1Lあたり1円未満で、月数円〜数十円にとどまります。

つまり「電気代が安くなるならサーバーにしたい」という考え方では、サーバーは選べません。月3,600円ほどを払って何を得たいかで決めることになります。


サーバーが向く家庭とケトルで足りる家庭

ケトルで足りるのは、お湯を使うのが1日数回までの家庭です。ウォーターサーバーが向くのは、お湯と冷水を待たずに使う場面が多い家庭です。

ケトルで足りる家庭は次のとおりです。

  • お湯を使うのはコーヒーやお茶を1日数杯だけ
  • 冷たい水は冷蔵庫のピッチャーで足りている
  • カップ麺など沸騰したお湯がほしい場面が多い
  • 月の固定費を増やしたくない

サーバーが向く家庭は次のとおりです。

  • 赤ちゃんのミルクなど、1日に何度もお湯を使う
  • 冷水とお湯を家族がそれぞれ好きなときに使う
  • ケトルを沸かして待つ数分が負担になっている
  • ペットボトルの水を買って運ぶ手間をなくしたい

サーバーの温水は沸騰していない点も知っておいてください。エブリィフレシャス tallの温水は80〜85℃(再加熱で約90℃)、フレシャス Slatも80〜85℃です。カップ麺の表示どおり熱湯で作りたいなら、サーバーにしてもケトルを残す家庭があります。機種ごとの温度はウォーターサーバーのお湯は何度?で比べています。


サーバーの電気代を抑える選び方

サーバーの電気代を抑えたいなら、電気代の公表値が低い機種を選び、省エネモードを使うことが近道です。上の表では、フレシャス Slat(約390円〜)とエブリィフレシャス tall(約401円〜)が低い側にあります。

水代もかけたくないなら、水道水を入れる浄水型が候補になります。エブリィフレシャス tallは水代がかからず、月額はレンタル料3,300円と電気代約401円〜です。初期手数料はかからないと公式の料金ページに書かれています(2026-10-16確認)。一方で、**契約後またはサーバー交換後3年未満の解約は40,000円(不課税)**かかるため、3年使うつもりがあるかを先に考えてください。

エコモードでどれくらい電気代が下がるかはウォーターサーバーのエコモードで各社の公表値を並べています。

ケトルからの切り替えで、水代をかけずに温水と冷水を使いたい人はこちらです。


よくある質問

Q. ウォーターサーバーの電源を夜だけ切れば、ケトルより安くなりますか。 A. 本記事では試算していません。電源を切った分の電気代は減りますが、入れ直したあと冷水と温水が設定温度に戻るまで時間がかかります。電源の扱いは機種ごとに取扱説明書の指示に従ってください。表の公表値の多くは、省エネモードや節電モードを使った条件で出されています。長く家を空けるときの扱いはウォーターサーバーは長期不在時どうする?にまとめています。

Q. 電気ケトルの電気代は機種によって変わりますか。 A. 変わります。消費電力(W)と沸かす時間で決まり、式は「消費電力(kW)×時間(h)×電気の単価」です。本記事はアイリスオーヤマの1200Wタイプの公表値を使いました。手持ちのケトルの消費電力と、契約している電力会社の単価で計算すると自宅の金額が出せます。

Q. 電気ポット(保温するタイプ)と比べるとどうですか。 A. 本記事では比べていません。電気ポットも保温で電気を使い続ける点はサーバーと同じですが、保温の電気代を公表しているメーカーの数値を確認できていないため、数字での比較は未確認です。

Q. サーバーにしたら電気ケトルは捨ててもいいですか。 A. 沸騰したお湯を使わない家庭なら手放せます。本記事で取り上げた機種の温水は80〜92℃ほど(公表値)で、沸騰はしません。カップ麺や熱湯消毒など沸騰が必要な場面があるなら、ケトルを残しておくと困りません。


まとめ

  • 電気代だけなら電気ケトルが安い。1日1Lで月約111〜129円(アイリスオーヤマ公式の目安・31円/kWh)
  • サーバーの電気代は公表値で月約390〜1,060円。省エネ機でもケトル1日1Lとの差は月260円以上ある
  • ケトルとサーバーの電気代が並ぶのはケトルで毎日3〜9L沸かす家庭
  • 切り替えで増える費用の大半は**レンタル料と水代(合わせて月約3,600〜4,500円の増加)**で、電気代の差は小さい
  • サーバーを選ぶ理由は節約ではなく、お湯と冷水がすぐ出る便利さ。使う回数が少ないならケトルで足りる

※料金・キャンペーン条件は執筆時点のものです(取得日:2026-10-16)。最新は各公式でご確認ください。

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