浄水型ウォーターサーバーの水道代は月いくら?1L約0.3円で試算
料金・電気代

浄水型ウォーターサーバーの水道代は月いくら?1L約0.3円で試算

※本サイトの記事にはアフィリエイト広告(PR)を含む場合があります


※本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。料金・キャンペーンは変更される場合があります。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

最終確認日:2026-10-15(東京都水道局と大阪市水道局の料金ページ、エブリィフレシャスとLoccaの料金ページを同日に確認。電気代は当サイトの機種データに記載した各社公表値で、取得日は表に併記)

※当サイトはいずれの機種も実機検証前です。本記事は各社・各自治体の公式サイトの公表情報に基づいています(実機検証前)。

浄水型ウォーターサーバーの料金表には、たいてい「+水道代」と小さく書かれています。結論から言うと、増える水道代は1Lあたり約0.01〜0.33円、月60L使っても数円〜20円ほどです(東京23区と大阪市の公式単価で試算)。

月額を左右するのは水道代ではなく、レンタル料・電気代・解約金の3つです。この記事では、水道代の正しい計算のしかたと、月額トータルに足したときの金額を順に示します。


結論:増える水道代は月数円〜数十円

先に試算の結果です(税込・2026-10-15に各自治体の公式ページで確認した単価で計算)。

1か月に使う量東京23区(中くらいの使用量の家庭)東京23区(使用量の多い家庭)大阪市(中くらいの使用量の家庭)
30L(1日1L)約7.9円約10.0円約5.2円
60L(1日2L)約15.7円約20.0円約10.4円
100L(1日約3.3L)約26.2円約33.3円約17.4円

「中くらい」は家全体の水道使用量が月11〜20m³の段、「多い」は月21〜30m³の段の単価で計算しています。100Lという量は、Locca Slim-RⅡの公式がカートリッジの使用目安として示す「約3.3L/日」から置いた、多めの想定です。

どの条件でも、浄水型の水道代は月額レンタル料の1%前後かそれ以下です。水道代を理由に機種選びを迷う必要はありません。


水道代は「いちばん上の段の単価」で増える

浄水型で増える水道代は、家の水道料金のいちばん上の段の単価×使った量で決まります。水道料金は使う量が多いほど単価が上がる「段階制」だからです。

水道の蛇口から浄水型サーバーへ水が流れる概念

たとえば東京23区で家全体が月15m³使っている家庭なら、サーバー用に追加した水には11〜20m³の段の単価がかかります。1m³は1,000Lなので、1m³あたりの単価を1,000で割ると1Lあたりの金額になります。

計算に入れるのは次の2つです。

  • 水道料金の従量単価(水を使った量に応じた料金)
  • 下水道料金の従量単価(使った水道の量をもとに下水道料金も計算される)

浄水型で注いだ水は飲んで終わりでも、下水道料金は水道の使用量で計算されます。このため、2つを合わせた単価で考えるのが正確です。

東京23区の単価

東京都水道局の「水道料金・下水道料金の計算方法(23区)」をもとにした、一般家庭(呼び径20mm)の1か月あたりの単価です。

家全体の使用量(1か月)水道(税抜)下水道(税抜)合計(税込)1Lあたり
5m³まで0円0円0円0円
6〜8m³22円0円24.2円約0.024円
9〜10m³22円110円145.2円約0.15円
11〜20m³128円110円261.8円約0.26円
21〜30m³163円140円333.3円約0.33円

水道は5m³まで基本料金に含まれ、下水道は8m³まで定額560円(税抜)です。使用量が少ない家庭では、その範囲に収まる分の追加費用は0円になります。東京都は2か月ごとの検針で、使用量を半分にして1か月ずつ計算します(同ページの記載)。

大阪市の単価

大阪市水道局の「水道料金・下水道使用料早見表と計算式」(令和元年11月1日改定)をもとにした一般用の単価です。

家全体の使用量(1か月)水道(税抜)下水道(税抜)合計(税込)1Lあたり
1〜10m³10円0円11円約0.011円
11〜20m³97円61円173.8円約0.17円
21〜30m³124円83円227.7円約0.23円

大阪市の下水道使用料は10m³まで基本額550円(税抜)です。同じ使用量の段でも、東京23区より1Lあたりの単価は低めになっています。


浄水型の月額トータルに水道代を足すと

水道代を足しても、機種どうしの順番は変わりません。差がつくのはレンタル料と電気代です。

当サイトの機種データから、料金が公表されている浄水型4機種に、月60L・東京23区の多めの段(約20円)を足しました。

機種(プラン)レンタル料電気代の公表値水道代(60L)月額トータル解約金
Locca litta(お得プラン・6年)2,380円約587円(取得日2026-09-25)約20円約2,987円1年未満60,000円〜6年以上0円
エブリィフレシャス lite2,750円約623円〜(取得日2026-09-18)約20円約3,393円3年未満40,000円
Locca Slim-RⅡ(5年)2,900円約692円(取得日2026-09-25)約20円約3,612円1年未満50,000円〜5年以上0円
エブリィフレシャス tall3,300円約401円〜(取得日2026-07-12)約20円約3,721円3年未満40,000円

※レンタル料と解約金は2026-10-15に各社公式の料金ページで確認(税込・解約金は不課税)。レンタル料にはカートリッジ代と配送料が含まれます(両社の公式記載)。

最終確認日:2026-10-15(Locca litta/Locca Slim-RⅡ/エブリィフレシャス lite/エブリィフレシャス tall)

料金・電気代 | 浄水型の+水道代

水道代を足しても差はレンタル料と縛りでつく

月60L・東京23区の多めの段(1L約0.33円)で試算

月額(水道代込み)解約金の重さ
Locca litta お得プラン・6年 ○ 約2,987円 × 1年未満60,000円・6年以上で0円
エブリィフレシャス lite 床置き ○ 約3,393円 △ 3年未満40,000円
Locca Slim-RⅡ 最低利用期間5年 △ 約3,612円 × 1年未満50,000円・5年以上で0円
エブリィフレシャス tall 床置き △ 約3,721円 △ 3年未満40,000円
  • ※金額は税込(解約金は不課税)。レンタル料と解約金は2026-10-15に各社公式で確認。電気代は各社の公表値で、使い方によって変わります。
  • ※水道代は東京都水道局の23区の単価(家全体で月21〜30m³の段)で計算。地域と家全体の使用量で変わります。

みずくらべ

月額だけを見ればLocca littaがいちばん安く、tallとの差は月約734円です。ただしlittaは6年契約で、1年未満の解約には60,000円(不課税)がかかります。3年で区切りたい人はエブリィフレシャス、6年使い切る前提ならLocca littaという分け方になります。


宅配水の水代と比べた1Lあたりの差

1Lあたりで比べると、宅配水の水代と浄水型の水道代には数百倍の開きがあります。

  • プレミアムウォーター(スリムサーバーIV・もっとPREMIUMプラン):水代4,022円で24L=約168円/L(取得日2026-10-07)
  • クリクラ(ベーシックプラン):水代3,500円で24L=約146円/L(取得日2026-09-25)
  • 浄水型の水道代(東京23区・多めの段):約0.33円/L

宅配水は使うほど水代が増えます。浄水型は水道代がほぼ動かないぶん、使わない月もレンタル料は同額です。月に使う量が少ない家庭では、宅配水の月24Lのほうが割安になる場合もあります。宅配水と浄水型の費用の組み立ての違いは宅配水型と浄水型ウォーターサーバーの違いで整理しています。

料理や炊飯にまで使った場合の増え方は、ウォーターサーバーの水を料理に使うと月いくら増える?で試算しました。浄水型で増えるのは水道代だけで、この記事の単価と同じ考え方です。


自分の地域の水道代を出す手順

自分の家の単価は、検針票と水道局の料金表があれば5分ほどで出せます。

水道の検針票を見ながら月の水道代を計算する場面
  1. 検針票で家全体の使用量を見る。2か月検針なら半分にして1か月分にする
  2. 水道局の料金表で、その量が入る段の従量単価を探す(水道と下水道の両方)
  3. 2つを足して1.1を掛け、1,000で割る。これが1Lあたりの金額
  4. サーバーで使う量(L)を掛ける

たとえば東京23区で家全体が月15m³なら、(128円+110円)×1.1÷1,000=約0.26円/Lです。月60Lなら約15.7円になります。

単価は自治体ごとに違います。東京都の多摩地区では下水道料金が市町ごとに異なると東京都水道局が案内しているため、多摩地区の人はお住まいの市町の料金表を確認してください。

水道代が実質0円になるケース

家全体の使用量が基本料金に含まれる範囲に収まっている場合、追加の水道代はかかりません。東京23区なら水道は5m³まで、下水道は8m³までが定額です。

  • 一人暮らしで水道の使用量が少ない:基本料金の範囲内なら、サーバー分の増加は0円か、ほぼ0円
  • 水道代が家賃に含まれる物件:入居者の支払いは増えない(契約内容は管理会社に確認)

東京都の基本料金無償は終了

東京都水道局は2026年夏に小口径の基本料金を4か月分無償にしましたが、公式ページには「本年度の取組は終了しました」と表示されています(2026-10-15確認)。無償の対象は基本料金だけで、使った量に応じた料金と下水道料金はもともと対象外でした。


水道代より先に確かめたい3つの費用

浄水型の月額で見落としやすいのは、水道代ではなく次の3つです。

  • 電気代:公表値は機種で約401円〜約692円と、水道代の10倍以上の差があります。詳しくはウォーターサーバーの電気代の実際にまとめています
  • 解約金:エブリィフレシャスは3年未満で40,000円、Locca littaのお得プランは1年未満で60,000円です(いずれも不課税・2026-10-15確認)
  • カートリッジ交換の条件:上の4機種は月額に含まれますが、交換の頻度や手数料の扱いは会社ごとに違います(浄水型のカートリッジ交換費用と頻度で比較)

カートリッジの交換後などに捨て水を指示する機種では、その水量にも同じ単価がかかります。量は機種の取扱説明書で確認してください。1回に数Lなら、上の単価で数円以内に収まります。


こんな人に浄水型は向く・向かない

向いている人

  • 1日2L以上を使い、宅配水だと月24Lでは足りない家庭
  • ボトルの受け取り・保管・交換をなくしたい人
  • 料理やお茶にも気にせず使いたい人(増えるのは水道代だけ)

向いていない人

  • 1日1Lも使わない人(使わない月もレンタル料は同額)
  • 天然水を飲みたい人(浄水型の中身は水道水をろ過した水)
  • 3年以内に引っ越しや解約の予定がある人(解約金40,000〜60,000円の対象になりやすい)

よくある質問

Q. 浄水型ウォーターサーバーの水道代は月いくらですか。 A. 東京23区の単価で月60L使った場合、約15.7〜20.0円です。大阪市の単価なら約10.4〜13.7円です(2026-10-15に各自治体の公式ページで確認した単価で試算)。

Q. 下水道料金もかかりますか。 A. かかります。下水道料金は水道の使用量をもとに計算されるため、飲んで排水しなかった水も対象です。東京23区の11〜20m³の段では、1m³あたり水道128円に対して下水道110円(いずれも税抜)で、下水道が半分近くを占めます。

Q. 水道代が高い地域だと浄水型は損ですか。 A. 損になる地域は考えにくいです。単価が東京23区の3倍だったとしても、月60Lで約60円です。宅配水の水代は1Lあたり約146〜168円(クリクラ・プレミアムウォーターの例)なので、水道代で宅配水と逆転することはありません。

Q. 水道直結型と給水型で水道代は変わりますか。 A. 使った量が同じなら単価は同じです。違いは設置工事や置き場所です(水道直結型と給水型どっち?で比較しています)。


まとめ

  • 浄水型の水道代は1Lあたり約0.01〜0.33円(東京23区・大阪市の公式単価)。月60Lで数円〜20円ほど
  • 計算は「家全体の使用量が入る段の、水道+下水道の単価」×使った量
  • 基本料金の範囲に収まる家庭や、水道代が家賃込みの物件では実質0円
  • 月額を分けるのはレンタル料・電気代・解約金。水道代は判断材料としてはほぼ無視できる
  • 3年で区切りたいならエブリィフレシャス、6年使い切るならLocca littaが月額と縛りの組み合わせで分かれる

※料金・キャンペーン条件は執筆時点のものです(取得日:2026-10-15)。最新は各公式でご確認ください。

あわせて読みたい

参考にした情報